巡視船やまくに(総トン数335トン)は、3月、4月、8月の東日本大震災対応に引き続き、9月18日から9月25日までの間、宮城県沿岸を中心に行方不明者の捜索、漂流物の調査・撤去等の活動を行い、9月27日に大分基地に入港しました。
今回の派遣では、主に宮城県女川湾の沿岸部を、巡視船やまくにの搭載艇に設置した水中ソナーを使用しての海底の状況調査と潜水士による水中の行方不明者捜索を行いました。
女川湾内には、多数の洞窟があり、潜水士が1つ1つ内部の確認を行いました。
巡視船やまくに搭載艇に設置した水中ソナーで広範囲の海底の状況を調査し、顕著な反応があったポイントを潜水士が水中に潜り確認するといった作業を繰り返し行いました。
また、通報を受け1名の行方不明者を海面で発見し、警察に引き継ぎました。